子供にお年玉をあげるための「ぽち袋」を、和紙や千代紙などを使って手作りするのが、粋らしい。そういうことなら、マンガのページで、オリジナルのぽち袋を作ってみよう。
お正月が近づくと、コンビニやスーパーの店頭には ぽち袋が並ぶようになる。干支や正月にちなんだデザインだけでなく、ディズニーやドラえもんのような、キャラクターのぽち袋も多い。
せっかくなので、子どもたちがそれぞれ好きなキャラクターのぽち袋でお年玉をあげようと思ったが、残念ながら、娘が好きな時透無一郎(『鬼滅の刃』)のぽち袋は売っていなかった。簡単に作れるはずなので、作ってしまおう。
和紙をたたんでぽち袋にする方法を参考にしながら、ジャンプ本紙のページを一枚切り取って直接ぽち袋にしようとしたが、どうも大きさがうまく合わない(昔の「こち亀」くらい細かいコマ割りじゃないと、収まらないようだ)
なので、単行本のページを縮小印刷した紙で作ることにした。袋の型紙は、word用に配布されている無料のテンプレートを活用した。
完成したぽち袋がこちらだ。娘には、『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編のクライマックスシーンのページで作った。(セリフは少し変えた)
『ワンピース』を読み始めたばかりの息子には、序盤の名シーンであるガイモンのページでぽち袋を作った。(セリフは少し変えた)
ジョジョ好きの甥っ子たちには、ダービー編など名シーンでぽち袋を作った。(セリフは少し変えた)
このぽち袋作り、わりと面白かったので、今年も引き続き週刊少年ジャンプぽち袋をシリーズ化した。バスケを始めた甥っ子たちには『SLAM DUNK』の名シーンから。(セリフは少し変えた)
年末に『暗殺教室』と『デスノート』を一気読みした息子と娘にも、それぞれぽち袋を作った(セリフと絵は少し変えた)
お年玉と無関係のシーンばかりで作ってしまったが、少年漫画にはお年玉がテーマのエピソードが多いので、ぽち袋として使えそうなページがたくさんある。
ぽち袋にするのにぴったりのコマはないかな、という視点を頭のどこかに入れながら、次の正月に向けて今年も漫画を読んでいこう。