アドベントカレンダーと駄菓子屋くじを合体!クリスマスは「アドベントくじ」

子どもとくらす

クリスマスの「アドベントカレンダー」を手作りしよう。駄菓子屋の吊りくじと合体させた「アドベントくじ」で、子どもの射幸心を煽りまくる。

アドベントカレンダーと駄菓子

クリスマスまでの日数を数えながら、毎日小さなプレゼントがもらえる「アドベントカレンダー」。数字が書かれた引き出しや袋を1つずつ開けていくと、中にお菓子や小物が入っている。

チョコレートやレゴなどいろんなアドベントカレンダーがある(画像は楽天の広告です

毎日プレゼントがもらえることに、子どもたちはワクワクと大喜びだ。ここに、さらに、子供心に刺さるアイテムを融合する。

駄菓子屋の「くじ」だ。

大人になってもワクワクする駄菓子屋(CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

駄菓子屋で、壁にかかっていたり、棚に置かれていたりする、あの独特の「当てくじ」。原色でド派手な模様が描かれた台紙に、スーパーボールや消しゴム、文具、おもちゃなどが大量に貼り付けられていて、くじを引いて出てきた数字に該当した景品がもらえる。

壁にゴチャゴチャに吊ってある雰囲気がたまらない

当たると、大きくてキラキラしたスーパーボールや、巨大なお菓子、なんかトカゲのゴムのおもちゃがもらえたりする。子どものころは、一等の巨大なスーパーボールがほしくてこづかいをつぎ込み、何度も引いて手元にハズレの小さいスーパーボールが大量に残ったりした(射幸心と折り合いをつける良い勉強だったと思う)。いまも駄菓子屋を見ると、当てくじや吊りくじは健在だ。令和の子どもたちも、くじに熱狂している。

懐かしいスーパーボールくじもネットで売っている。今なら大人買いできる(画像は楽天の広告です

これをアドベントカレンダーと合体させた「アドベントくじ」で、子どもを熱狂の渦に巻き込もう。

アドベントくじの作り方

1.駄菓子を買ってくる

必要な数だけ、駄菓子を買ってくる。クリスマスまでの残り日数×子どもの数なので、30~50個くらい。駄菓子の「爆買い」にテンションが上がる。

昔に比べると駄菓子は少し高くなった。でも40個買っても、2000円もしない。

駄菓子だけだとクリスマスっぽさゼロなので、クリスマスモチーフのお菓子もいくつか買うとよいと思う。

カルディやPLAZAに行くと、海外のクリスマスのお菓子が売っている。だが駄菓子の数倍の値段だ。サンタ、高い。
2.台紙を作る

景品を貼る、A3サイズのくじの台紙を作る。PDFデータも用意したので、こちらもご利用ください(50回分、40回分、30回分の3種類の中から、必要のものをダウンロードして、A3用紙にプリントアウト)

これを、段ボールなどの厚紙に貼る。

くじの看板を描く。絵心は一切不要だ。人気キャラクターの似てないイラストほど、いかにも駄菓子屋的な「パチモン」ぽさが出て、風情がある。

版権を取っていないキャラクターものが、駄菓子屋の定番。ちょっと似せ過ぎた
3.駄菓子を台紙に貼る

駄菓子をくじ台紙の数字のマス目にセロテープで貼っていく。

セロテープで貼っていく
チョコなど、そのまま台紙に貼るのが難しい駄菓子は、百均のOPP袋(クリアポケット)に入れると貼りやすくなる
クリスマスっぽいお菓子は上の方に貼るといいかも
ギッシリと駄菓子で埋め尽くされた。
4.くじの引き紙を作る

くじの引き紙は下記からPDFをダウンロードして、A4用紙に印刷。

くじを1枚ずつ切って箱の中に入れたら、完成だ。

ちょうどクリスマスの菓子の箱があったので、これをくじの箱にした。

アドベントくじで遊ぶ

「アドベントくじ」の完成だ。

一人1日1回だけくじを引ける形にした。

「焼肉さん太郎」ゲット!

毎日大騒ぎしてくじを引いて、駄菓子を食べている。巨大サンタチョコレートが大当たりだが、なかなか出てこない。クリスマスまで毎日めちゃくちゃ盛り上がる。

通常のアドベントカレンダーは、どの日に何のプレゼントがもらえるかが予め決まっている。これはキリスト教でいうところの、世界のあらゆる事柄が神の意志によって予め決定されているという「予定論」だ。クリスマスはキリストの誕生日なので、それでもよい。

一方、駄菓子のくじは、運命は自らの運に委ねられている。5円チョコに泣く可能性もあれば、ビッグカツをつかむチャンスもある。子どもには、自分自身で未来を切り開いてほしい。「アドベントくじ」には、そんな親の願いが込められているといっても過言ではない。

チャンスをつかめ

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