子どもがひらがなを覚えたら、カワイイ怪文書を作ろう

子どもとつくる

娘がひらがなを覚えたばかりの頃、お母さんにサプライズで手紙を渡すことにした。字も少しずつ書けるようになっていたが、文字を組み合わせて手紙を作ることにした。

お母さんが出かけている間に、娘と一緒に、チラシと新聞紙、雑誌と食品パッケージから、ひらがなを切り離した。娘は文字を拾って画用紙に一文字ずつノリで貼り、手紙を作った。そう、やっていることは、サスペンスドラマでよく見る、犯人の怪文書と同じだ。

「ただいまー」。おかあさんが帰ってきた。さあ、お母さんへの日ごろの感謝を伝える、サプライズの脅迫状 感謝状だ!

「おかあさん、いつもありがとう!」

怪文書作りは、子供のひらがな学習に、とても良いので、おススメだ。新聞とチラシが家になければ、図書館で処分される古雑誌や古新聞をもらってきて作っても良いと思う。

なお、チラシや新聞に使われているひらがなは、意外と種類が少ない。漢字が中心なので、ひらがなは「てにをは」など助詞に使われるものしかないからだ。

「おとうさん、『ん』がないね」「『う』もないね」と、目当ての文字がなかなか見つけられず、文字探しに苦労した。世の中の怪文書を作る犯人たちも、わりと大変だろうなあということを、親子で学べる

お父さんにもサプライズの怪文書が届いた。うれしい。
この記事を書いた人
枕井仗二

執筆と編集の仕事をしています。妻と息子と娘の4人ぐらし。映画やSFやロックやマンガや超常やゲームへの愛を適度に紛れ込ませながら、子供と遊んでいます。

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